iPod nano インプレ2005年10月08日 11時27分57秒

注文していたiPod nano 4GBが届きました。
手持ちのgigabeat等との比較の観点でインプレを。

[サイズ]
写真の左から、
 gigabeat F20, iPod nano, iriver T10, iriver N10
となっています。
元々iPodユーザでなく、写真の通り持っているプレイヤーの中では比較的大柄なため、事前のイメージより大きいという印象でした。重量も、N10よりは確実に重いです。
ただし、薄さの比較では最も薄く、N10の5割~6割くらいの厚みです。


[操作感]
nanoのホイールとgigabeatの十字は、デザイン的には近いものがありながら、実際には操作方法が全く異なるため、併用するとかなり混乱します。
例えば、メニュー画面の操作は以下のようになっています。

gigabeat:
 カーソル移動:十字の上下
 項目選択・1階層下へ移動:十字の右だったり中央だったり
 項目キャンセル・1階層上へ移動:十字の左

iPod nano
 カーソル移動:ホイール回転
 項目選択・1階層下へ移動:中央ボタン
 項目キャンセル・1階層上へ移動:MENU(ホイール上部押下)

ホイール上部押下の操作と、十字の上の押下が操作として似ているのに機能が違うため、混乱するわけです。
N10, T10の操作系はnanoと全く異なるため、逆に混乱はしません。

他プレイヤーとの併用時に混乱するというのは、nanoの問題というわけではありませんが、nano自体の操作感についても、慣れの問題かもしれませんが、あまり良くない印象です。ホイールが小さく、中央を押したつもりで上や下を押してしまう、ということが良く起こります。


[音質]
iTunesでのエンコードを、ビットレート高めのAAC 256k VBRで行っているためか、付属のイヤフォンで聴いてもそこそこ良い音のような気がします。
EQを有効にすると音割れしやすいですが、無効にしておいても音の不満はあまりありません。


[画面]
カラー画面もiPod nanoの売りのひとつですが、gigabeatと比べると画面サイズが半分以下で、さすがに寂しい感じです。デザイン的な見地からも、もう少し画面を縦方向に拡大した方が良いと思います。
それでも、個人的にジャケ写表示は好きな機能なので、それができるだけでもそこそこの満足感はあります。


[その他]
nano付属のイヤフォンについて、案外音質はまともに感じたのですが、1点大きな不満があります。
左右のコードの長さが同じなので、"L""R"のマークを見ないと左右がわからないのですが、付属のイヤフォンパッドを装着すると、"L""R"のマークが隠れてしまいます。このため、イヤフォン装着時には、毎回パッドを少しずらしてマークを確認していますが、マークの位置が不適切なことは明白で、この程度の不具合は、製品のテスト段階で検出してもらいたいところです。


[総評]
iPod nanoはメモリ型のプレイヤーですが、iPodやiPod miniとほぼ共通のデザインや、小型HDDの容量に匹敵する4GBの大容量、メモリ型にしては少し大柄のサイズ等の要因により、スペック上だけでなく、実際に使用していてもHDD型プレイヤーかと錯覚するような製品になっています。
これまでHDD型とメモリ型は明確にセグメントが分かれていましたが、iPod nanoは両者の中間的な位置付けにある印象です。
かつて薄型テレビの分野において、大画面のプラズマ、小型の液晶という住み分けがありましたが、その後液晶が大型化して住み分けが無くなりました。同様に、iPod nano以降、HDD型プレイヤーとメモリ型プレイヤーという実装による住み分けは無くなってきそうです。

OPSODISが気になる2005年10月22日 09時12分18秒

marantzのOPSODIS ES-150が気になっています。試聴したことも無いため、どの程度のサラウンド効果が得られるのか不明ですが、反射波を使わない方式は、技術的に興味深いです。
スペック表ではわからない、以下の条件がクリアできているのであれば、「欲しいものリスト」の上位に入りそうです(結構高いですが…)。
●リアル5.1chには及ばなくても、かなりのサラウンド効果がある
●セッティングはそれほどシビアでない
●2chソースでもそこそこ鳴らしてくれる

製品の仕様で一点不満なのが、i.Linkの入力ができない点です。
「SACDマルチが聴きたかったら、アナログケーブル6本引き回せ」という仕様なわけですが、ちょっとつらいものがあります。
まあ、SACD自体、数枚しか持っていませんし、特にマルチで聴きたいようなものも無いので、SACDマルチはあきらめても良いのですが、将来性を考えれば、i.LinkまたはHDMI1.2の入力を可能にしてもらいたかったところです。

あと、今月発売と言っている割にはあまり情報がありません。
予約販売をしているようなところも見かけませんし、あまり売る気は無い製品なんでしょうか。出来の良いVirtual Surroundには潜在的需要があると思うのですが。

「キングコング」 感想2005年10月23日 09時44分34秒

ピーター・ジャクソン監督の方ではありません。オリジナルの方です。
DVDが500円で売っており、安かったので買ってみました。

製作は1933年です。漠然と50年前くらいの作品かと思っていたのですが、70年以上前の作品でした。
さすがに、古さを感じる部分は多々あります。ヒロインが、悲鳴を上げたり失神したりするだけの存在として描かれているあたりは、その最たる部分です。

しかし、メインであるコングの描写については、かなり見るべきところがあります。
この作品では、人形を少しずつ動かしながら1コマ1コマ撮影する技法を使っています。このため、コマ同士の繋がりは悪く、動きはあまり滑らかではありません。その点では、ぬいぐるみを使っているゴジラなどの方が上ですが、その分凝った動きをします。
特に、コングと恐竜の格闘シーンはかなり迫力があります。動物の動きをかなり研究した成果だと思われます。

現代のCGでは、止め絵や動きのゆっくりした場面は実写と見紛うばかりの映像を実現できていますが、激しい動きの場面などでは不自然に見えることがあり、そこが妙に目立ってしまう場合もあります。
その点、この作品は、全編通してカクカク動いている割には映像に説得力があります。
元々、CGの動きが不自然に見えるのは、現実には起き得ない場面を描いているからだろうと思っていましたが、研究不足で雑に動かしてしまっているから不自然に見えるのかもしれないとも思うようになりました。
このあたり、CG業界では研究が進んでいるのでしょうか。

後藤真希 東京厚生年金会館:10/30昼2005年10月31日 09時10分55秒

行ってきました。
今回は、真ん中近くの最前列という超良席!
これはテンションが上がります。

まずは、いつぞやの娘。コンと同様に、℃-uteのミニライブからスタート。
よくよく見てみると、矢島舞美嬢などはなかなかの美少女であり、身長も高く、キッズという枠を離れてもやっていけそうな感じです。
その一方で、小さい方のメンバはいかにもキッズという感じで、ひとつのグループにするのはややアンバランスと思いました。

℃-uteが退場すると、いよいよコンサート本編のスタートですが、本人の登場前に、会場は「ごっちん」コールの嵐。今回は、何か間がある度に「ごっちん」コールが起こっていたのが印象的でした。

本編のセットリストの構成は、最新アルバム曲と定番曲を織り交ぜたもの。
アルバム「3rdステーション」は、やや低調な出来という印象を持っていましたが、会場で聴いてみるとアルバム曲も悪くなく、定番曲では感じられない新鮮味を感じられました。
定番の「抱いてよ!PLEASE GO ON」や「スクランブル」等では、会場が熱狂のるつぼと化します。特に、最前列ではステージとの一体感が高く、異様なほどの熱気がありました。

総評として、とにかく最前列の威力は絶大!これだけで満足してしまった部分もあります。
大会場だと最前列でもステージから遠く、かつステージが高くて観づらいこともありますが、厚生年金会館程度の会場だと、そのようなことも無く、メリットばかりだと言って良いでしょう。
パフォーマンスの内容的には、今の路線では、完成形に近い状態になっていると言って良いでしょう。後藤真希本人や、稲葉貴子・ダンサーも含め、歌・ダンスの完成度が上がっており、安心してステージを観ていることができます。

あえて批評的に見るならば、以前のツアーで太鼓を叩いていたような、チャレンジングな要素に乏しかったです。
新しいことをやらない分、良く言えば完成度が高いということになりますが、悪く言うと小さくまとまっているような感じもあり、今後ステップアップを目指すなら、今の形を多少壊してでも、新しいことにチャレンジすることが必要と思います。
個人的には、生バンドを従え、レザー&スタッドの衣装でメタル系の曲を歌うようなところを観てみたいです。少なくとも、ビジュアル的にはハマると思いますが、どうでしょうか。